11月中旬の京都市で25度 史上最も遅い夏日

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京都市では11月19日、午前11時57分の時点で気温が25度に達した。京都新聞が報じた。11月に京都市で25度の夏日となるのは観測史上111年ぶり。京都府では19日、北部の舞鶴市と宮津市でも25.7度を記録し、史上最も遅い夏日となった。

京都地方気象台は、午前中は移動性高気圧による快晴で、これに朝鮮半島北部を東進する低気圧に向かって南から暖気が流入し、記録的に気温が上昇したと説明している。

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過去の最高気温

今年の8月16日、日本の静岡県浜松市の41.1度と米カリフォルニア州デスバレーの54.4度と地球上の2か所で最高気温が観測された。

世界気象機関(WMO)がデスバレーの54.4度を公式記録として認証した場合、過去100年における世界の最高気温が記録されたことになる。デスバレーまでは2016年7月21日、クウェート、ミトリバフの53.9度が世界最高気温とされている。

米国の気象学者らによると、過去100年の最高気温はデスバレーで1913年に56.7度が、1931年にはチュニジアのケリビアで55度が観測されているものの、これを証明する十分な資料が存在していないため、これらを記録として含めるわけにはいかない。 


地球温暖化は作り話ではない?

地球の気候を研究している多くの研究者たちは、現在、地球は温暖化しており、気温上昇が1.5度程度に収まらなければ、根本的に地球環境が変わってしまうと危惧している。このことは、何十もの気象衛星や何千もの気象観測所、たくさんの海上のブイ、そして何百という地球の気候に関するコンピューターモデルの測定結果によって裏付けられている。

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