21:38 2021年07月30日
日本
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日本では、10代以下の自殺者数が去年と比べて大幅に増えている。4月以降ですでに300人以上にのぼり、新型コロナウイルスによる社会変化が背景にあると指摘されている。NHKが伝えている。

10代の自殺者数は、2020年4月から11月の間で329人。これは、去年の同じ時期より73人多く、3割増となっている。

NHKによると、子どもの自殺を考える上でのキーワードとされている「孤立」や「無価値感」。これが新型コロナで深刻化しているという。今年は学校で長い休校が実施され、人間関係を育む機会が減ってしまったことにより、学校生活になじめず孤立していくケースが起きている。その「孤立」が悩みを深めさせ、自分は価値のない存在だと考えるにいたるのだという。

また家庭内の状況については、「親がテレワークでずっと家にいて、暴言をうける」という相談が増えており、また、コロナで生活苦になった親がそのストレスを子どもに向けているケースが発生している。虐待を受けた子どもは、味方のいない家庭内で「孤立」を深め、生きている意味を見いだせなくなるという。

専門家らは、今の子どもは、学校にもなじめず、家でも落ち着けず逃げ場がない状態だと指摘している。コロナ禍で様々な要因がボディブローのように効いてきて、その強度が強くなっているという。

専門家らは、子どもたちの話をじっくり聞き、できるだけ早く専門機関に連絡するように呼びかけている。また、子どもから話を聞く際に「死ぬな」とか「そんなこと言うな」など子どもの気持ちを否定するような言葉は使わないように求めている。

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日本, 自殺, 新型コロナウイルス
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