01:39 2021年07月29日
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三菱重工長崎造船所において2021年3月初旬、新規造船された護衛艦「もがみ=最上(FFM-1)」の進水式が行われた。新型1番艦、ネームシップとなる。今後さらに仕上げと装備を完成させ、試験を経てから2022年3月に艦隊配属となる。

より強力な艦船

そうりゅう型潜水艦
© REUTERS / Japan Maritime Self-Defense Force/Handout via Reuters/Files
海軍専門家は「もがみ」を「あさぎり」型護衛艦と比較している。後者は1985-1989年に建造され日本の海上自衛隊に編成されている。また米国のフリーダム級沿海域戦闘艦とも比較している。

一方で「もがみ」および同型護衛艦はより強力に武装され、優れた装備をもつという。

まず新艦には127ミリMk-45Mod4大砲(射程20海里あるいは37キロメートル)を備えるのに対し、「あさぎり」は76ミリ、フリーダムは57ミリ。

次に「もがみ」には「あさぎり」と同じく対艦ミサイル発射装置8基があるが、装備されるのは新型ミサイルになる。

第三に「もがみ」にはトマホーク巡航ミサイル、対空ミサイル、対潜水艦ミサイル他の各種ミサイルに適したユニバーサル垂直発射装置16基がある。

日本の新型護衛艦「もがみ」は前身や米国の沿海域戦闘艦と比較し、より幅広いタスクを実行することができる。「もがみ」は対空・ミサイル防衛護衛艦として機能し、巡航ミサイル攻撃、潜水艦探知・破壊(12式魚雷と対潜水艦ヘリを装備)、また小型巡視船やミサイル艇への対応が可能。

機雷除去能力

機雷は今も昔も敵に大きな打撃を与えることのできる非常に効果的な兵器である。

他の同様の艦船と異なり「もがみ」には高度最新式の機雷探知破壊システムが備わる。システムの内容は船内ソナー、また機雷探知・認識用高周波ソナーを装備した日本開発の潜水ロボットOZZ-5だ。ロボットはほぼ魚雷サイズで(直径533ミリ、長さ4メートル)水中を最大7ノットの速度で移動し、約9時間動作する。発見した機雷は回避することもできるし、破壊あるいは解除も可能。

特殊任務用艦船

このような多機能艦船は日本の海上自衛隊の戦闘能力を著しく向上させるだろう。それも沿海地域だけではない。「もがみ」の利点は使用の柔軟性であり、あらゆる兵器・装備の組合せであり、また優れたカモフラージュ能力にある。「もがみ」はステルス艦であり、レーダーで検知されにくい。迷彩仕様であり夕暮れや深夜は島や暗礁をバックにすると「もがみ」の姿は確実に見えなくなる。

現在は「ああぎり」型護衛艦の交代用として8隻が建造中。「あさぎり」はすでに30年以上使用されており、武装・装備ともに老朽化している。

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