日米、台湾海峡有事へ懸念共有 防衛相会談で連携確認

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バイデン米政権下で初めて行われた16日の日米防衛相による対面会談で、米中間の緊張が高まる台湾海峡で不測の事態が起きかねないとの懸念を共有していたことが20日、複数の日本政府関係者の話で分かった。台湾有事に際しては緊密に連携する方針も確認した。中台双方の対話による平和解決を追求する立場の日本が、台湾有事を議題としたことが明らかになるのは異例。日米の具体的な対処策が今後の課題になる。会談には岸信夫防衛相とオースティン国防長官が出席した。

中国の圧倒的な軍備増強により地域の軍事均衡が崩れている現状に対する、日米防衛当局の危機意識が浮き彫りになった形だ。

(c)KYODONEWS

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