19:16 2021年06月15日
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大阪大学は24日、新型コロナウイルスに感染すると、ウイルスの構造を変化させて重症化させてしまう「感染増強抗体」を発見した。テレビ大阪が報じた。

感染増強抗体を発見したのは同大学、微生物学研究所の荒瀬教授らの研究チーム。感染増強抗体はウイルスの構造を変化させ、感染力を強めるだけでなく、感染を防ぐ中和抗体の作用を弱めてしまう。テレビ大阪の報道によれば、荒瀬教授のチームにより、感染増強抗体は重症患者で多くつくられることがわかった。また感染していなくても少量の感染増強抗体を持っている場合があることもわかった。

荒瀬教授は血液検査で感染増強抗体の検査をすることで重症化しやすい人を見つける可能性があると指摘している。また、感染増強抗体があっても中和抗体が十分にある場合は増強抗体は動かないことも明らかにされたことから、現行のワクチンで中和抗体を生成することで増強抗体への高い効果が得られると指摘している。

荒瀬教授は「体内で中和抗体より先に増えると重症化につながる可能性がある。今後研究が進めば重症化しやすい人を事前に見つける検査や、新しいワクチン開発などに活用できる」と語っている。

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