黒田総務次官、留任へ 接待問題、組織立て直し

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政府は23日、総務省の黒田武一郎事務次官(61)を留任させる方針を固めた。次の事務次官候補として有力視されていた旧郵政省出身の谷脇康彦前総務審議官(60)が、NTTや東北新社から違法接待を受けたとして懲戒処分となり、3月に辞職。旧自治省出身の黒田氏を続投させ、接待問題で動揺する組織の立て直しに当たらせることが適当と判断した。

黒田氏は、自治財政局長や消防庁長官などを歴任。2019年12月、旧郵政省出身の鈴木茂樹事務次官(当時)が日本郵政側に内部情報を漏らしたとして事実上更迭されたのを受け、後任に就いた。

(c)KYODONEWS

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