「拉致被害者全員の帰国に全力尽くす」=松野官房長官

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北朝鮮による日本人拉致問題をめぐり、拉致問題担当大臣を兼務する松野博一官房長官は13日、自民党本部で開かれた党の拉致問題対策本部の会合に出席し、拉致問題は岸田内閣の最重要課題として、被害者全員の帰国に全力を尽くす考えを述べた。NHKが報じた。
松野官房長官は「拉致問題は岸田内閣の最重要課題だ。内閣の総合力を発揮し、党とも緊密に連携しながら、被害者全員の帰国を実現すべく、全身全霊で力を注いでいく」と述べた。
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また、教育現場の協力を得て若い世代を啓発するとともに、拉致被害者の家族や活動支援者らから直接話を聞き、取り組みを進めていく意向を示した。
一方、立憲民主党の生方幸夫衆議院議員が先月、市民との対話集会で「拉致被害者はもう生きている人はいない」などと発言したことで批判が集まっていたことに関し、対策本部山谷えりこ本部長は「謝罪して済む話ではなく大問題。許すことはできない」と声明を発表した。
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