2010.06. 8 , 16:18

天安号事件 露調査団、北犯行説納得できずと報道

天安号事件 露調査団、北犯行説納得できずと報道

 3月下旬に黄海で発生した韓国・哨戒艦「天安(チョナン)」号の沈没事故で、インターファクス通信は8日、現地に派遣されていたロシアの専門家が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による犯行との確証を得ることができなかったと報じた。

 同事件では、韓国軍などからなる軍民国際調査団が先月下旬、北の潜水艇が発射した魚雷を沈没原因とする報告書を発表、同国政府も結果を元に、安保理での協議を提起している。これに対しロシアは北犯行説を断定できる証拠がないとして、4人の軍事専門家からなる独自の調査団を7日まで現地に派遣していた。

 海軍司令部に近い外交軍事筋が同通信に明らかにしたところによると、専門家らは提供を受けた資料ならびに天安号の損傷の様子を検証した結果、軍民委員会の示す論拠に十分な説得力がないとみなしたという。

 一方、ロシア軍のマカロフ参謀総長は原因について最終的な結論が出ていないと語るにとどめた。今後専門家が政府指導部に報告書を提出し、外務省が公表する。

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