2011.04. 1 , 13:09

フィギュア世界選手権 短い準備でモスクワ開催

フィギュア世界選手権 短い準備でモスクワ開催

 ロシアのスポーツ選手らと会談したドミトリー・メドヴェージェフ大統領は、東京からモスクワに代替開催となったフィギュアスケートの世界選手権について、しかるべき水準で行われる、と声明を発表した。

 開催まで1ヶ月足らずという状況のもと、大統領は、「困難は恐れることはない。より多くの困難があればあるほど、よいことだ。」と述べている。

 今年の冬は、フィギュアスケートの世界選手権が行われない、という可能性もあった。というのも、開催予定だった日本では、地震と津波、さらには原子力発電所の事故によって、選手権を受け入れる状態ではなくなったからだ。国際スケート連盟では、大会を中止するか、延期するか、という選択を迫られた。大会受け入れの意思を示したのは、アメリカ、カナダ、フィンランド、オーストリア、クロアチア、ロシアだった。

 モスクワが選ばれたことについて、メドヴェージェフ大統領は次のように述べている。

―今回の決定は、我々の可能性および功績に対する尊敬のシンボルとなった。選手権がしかるべき水準で行われることを確信しているとともに、我々の選手たちに成功を願いたい。

 すべての組織的問題および財政的問題は、すでに解決されている。国際スケート連盟が普通開催国に対して支払う200万ドルについては、すでに日本に送金されているにも関わらず、関連する問題については、すでに片付いている。支出の一部は、モスクワ市政府によって負担されている。

 大統領は、他の問題についても解決されるだろう、と強調している。

―海外からの訪問者に対して、ビザ発給の簡素化の措置をとることができるだろう。というのも、今回の代替開催は急に決まったものであり、人々は計画を変更しなくてはならないからだ。多くの人は日本に行く予定をしていたのであり、ホテルを変更するなどの手続きが必要となる。

 このような短期間での世界選手権への準備は、ソチでのオリンピック開催のためのリハーサルとなるだろう。ロシアは、準備期間の長短に関わらず、最高水準での試合を開催することができることを証明する必要があるだろう。

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