2011.05. 1 , 11:20

安藤選手インタビュー:「考えたのはメダルでなく 日本の事」

安藤選手インタビュー:「考えたのはメダルでなく 日本の事」

 世界フィギュア選手権2011モスクワ大会で4年ぶりに銀盤の女王の座についた安藤美姫選手は、競技終了後の記者会見で新聞「スポーツ・エクスプレス・インターネット」記者の質問に答えた。

Q;2007年の東京大会での勝利と比べてどうですか?この4年間で、何が変わりましたか?

A;比較はむずかしいです。2007年、私には十分な準備の時間がありませんでした。怪我をしていて大会二週間前までトレーニングができませんでした。それに当時私には、何も具体的な目的がありませんでした。 今回は、この大会に向けて懸命に準備しました。今シーズン、粘り強く頑張って前より強くなり、私には、メダル争いの現実的チャンスがありました。私のスケーティングが完璧だったとは言えません。小さな何かミスや失敗がありました。スピードが足りませんでした。でも、メダルを取ろうとは考えませんでした。私は、日本のために滑りました。自分の演技で、自分の国に喜びをもたらしたいと願いました。

Q;滑走順についてはどうでしたか? 

A.実際、グループの最初に滑るのは好きではありません。去年、悲しい経験をしたからです。とはいえ実際、スケート選手の前に出されているのはシンプルな課題です。それは、できるすべての事を見せ、100%全力を出しきるということです。その意味では、滑走順にはそれほど大きな意味はないのです。でもやっぱり、私は最初にすべるのは好きではありません。

Q;「日本のために滑った」とおっしゃいましたが、その事は、あなたにとって、追加的な刺激でしたか? 

A;日本では、フィギュアスケートは大変人気があります。多くの人達が、テレビで私達の演技を見てくれています。私だけでなく、すべての日本選手達は、自分達の国に喜びをもたらしたいと望んでいました。ここで重要だったのは、結果というよりむしろ滑ることであり、どんな気持ちで私達が氷上に出たのか、お互いどのように元気づけ合ったか、という事でした。

Q;ニコライ・モロゾフ・コーチはあなたの御成功において、どのような役割を果たしましたか?

A;私達は、もう長く一緒に働いてきました。お互いをとてもよく知っていますし、何をすべきかも知っています。今や私達は、氷上で互いに会話することが必ずしも必要ではありません。競技の前、彼はただこう言いました『自分を信じるんだ。我々がしてきたことを思い出せ。一つずつエレメントをこなして行くんだ。そうすれば、満足のいくスケーティングになる。』私達は一緒に戦い、共に泣いています。今それが実をもたらしました。彼は、私のスケーティング、そしてそもそも私のために大変多くの事をしてくれました。私にとって彼は、世界最高のトレーナーです。彼に大きな感謝の言葉を捧げたいです。

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