2011.12.20 , 10:11

露国連大使 リビア空爆犠牲者 NATOの責任追及

露国連大使 リビア空爆犠牲者 NATOの責任追及

 ロシアのヴィタリー・チュルキン国連大使は、NATO軍のリビア空爆によって民間人が死亡したことについて、調査を行うよう要求した。ニューヨークで発言したチュルキン大使は、NATOは民間人の犠牲はないという「完全にプロパガンダ的な姿勢」をとった、と指摘している。

 ロイター通信がチュルキン大使の言葉として伝えたところによれば、「第一にそれは絶対にあり得ないことであり、第二にそれは嘘である。」と発言した。

 NATO軍は今年3月から10月にかけて、リビア上空の飛行禁止空域を認めた国連安全保障理事会決議に基づいて、リビアでの軍事作戦を行い、西側メディアの発表では、空爆によって40名から70名のリビア民間人が犠牲になったとされている。

 またチュルキン大使は、国連のパン・ギムン事務総長が14日、NATO軍のリビア作戦を擁護する発言をしたことについて非難している。国連事務総長は、NATO軍の行動は、3月17日の国連安保理決議に基づいたものだったと述べているが、ロシアは、国連事務局が、安保理の重要問題に関してより注意深い判断を下すことを期待している。

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