2012.04. 6 , 11:32

ラヴロフ外相:アジア太平洋地域での軍事同盟形成に関心ない

ラヴロフ外相:アジア太平洋地域での軍事同盟形成に関心ない

   ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、インドネシアの雑誌「ストラテジック・レヴュー」に「アジア太平洋地域におけるロシアの政策:平和、安全、確かな発展に向けて」と題する論文を発表した。

 ラヴロフ外相は論文のなかで、ロシアはアジア太平洋政策において素人ではないことを指摘し、アジアの民族解放運動において決定的な役割のひとつを果たしてきたと述べている。それは中国、インド、インドネシア、モンゴル、ベトナム、カンボジア、ラオスなどの諸国民によっても記憶されている。

 今日ロシアは東アジア地域における政治経済協力・統合プロセスに自らの参加を拡大させようとしており、中国、インド、ベトナムがロシアのアジア太平洋地域における戦略パートナーだと指摘している。また日本、韓国との関係も相互利益のあるものとしてダイナミックに発展している。

 ロシアには、経済、輸送、科学技術、環境問題などにおいて自らの提案があり、ロシアなくして軍事的および政治的な安定、国際テロリズムに対する協力、非常事態における協力、文明間の対話などは想像することはできない。

 しかしロシアは第三国の安全を脅かすような閉鎖的な軍事同盟を形成するつもりはなく、あくまでも対等で多角的な経済政治強力をすべての国々と深めていこうとしている。平和、安全、共存に向けた協力関係こそが鍵となる原則であり、アジア太平洋地域におけるロシアの政策を方向付けている。

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