2012.05.29 , 13:11

日本の研究者 放射性セシウムを吸着するぞうきんを発明

日本の研究者 放射性セシウムを吸着するぞうきんを発明

   東京大学生産技術研究所の研究者らは、放射性セシウムを汚染水及び土壌から効率よく吸い取るぞうきんを開発した。29日、毎日新聞が伝えた。

   専門家らは、このぞうきんは福島第一原発事故の被災地の除染に役立てることができると考えている。

   ぞうきんは、プルシアンブルー(紺青)と呼ばれる顔料がセシウムおよびタリウムを吸着する性質を利用し開発された。

   この「奇跡のぞうきん」は、昨年秋、被災地の福島県飯館村で効果が確認されている。飯舘村で採取した雨どいの水をバケツにためて、この布20グラムを一晩つけると、水のセシウム濃度は1キログラムあたり約20ベクレルから8ベクレル以下になった。

   研究者らは、ぞうきんは汚染土壌の除染にも役立てることができると説明する。

   放射能汚染地区の土壌除染における最も深刻な問題の1つとして、表層土の処理があげられる。除染作業後に形成される放射性廃棄物は、2800万立方メートルにものぼる見込みだ。なお、使用済みぞうきんの回収、処分をどうするかが今後の課題となっている。

   リア・ノーボスチ

  •  
    シェアする