2012.06.25 , 11:49

露非常事態省 極東沿岸及び海域で放射能検査

露非常事態省 極東沿岸及び海域で放射能検査

ロシア非常事態省は、極東沿岸及びその海域の放射能状況を調査する。これらの場所は、事故を起こした福島第一原発から大気中及び海中に放射性物質が放出され、汚染された可能性があるからだ。

    非常事態省の専門家らは調査船に乗り、ウラジオストクを出港、津軽海峡を抜け、クリル列島沿いにカムチャッカ半島に向かい、その後また、クリル沿いに日本列島方面に戻って、今度はラペルス(宗谷)海峡を通って日本海に入り、大陸沿いにウラジオへと帰る。非常事態省としては、19か所でそれぞれ少なくとも200リットルの海水を採取する計画。専門家らは、海水採取ポイントで汚染の程度を調査するだけでなく、魚介類やカニなどの放射能汚染の程度も調べる考えだ。

   すでにロシア科学アカデミーが、同様の調査を行ったが、放射能汚染の痕跡は発見されなかった。しかし、新聞「イズヴェスチヤ」も指摘しているように、専門家の試算によれば、福島第一原発事故では広島に投下された原爆の少なくとも7万2千倍もの放射能が放出されており、注意が必要だ。魚の体内のセシウム137の含有量が、10倍に増えたとの情報もあるからだ。

    現在専門家らはまず、ロシア人の食卓に上る魚介類などの海産物の分析に取りかかりたいとしている。

     新聞「イズヴェスチヤ」

 

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