2012.08.14 , 09:54

福島第一原発事故により蝶に突然変異

福島第一原発事故により蝶に突然変異

日本の琉球大学の研究グループは、日本に最も広く生息する蝶の一種に、通常と異なった遺伝的変化が認められる事を発表した。学者達によれば、こうした突然変異は、昨年3月の福島第一原子力発電所事故の結果である可能性がある。米国の雑誌「Nature」最新号が伝えた。

琉球大学の専門家らは、自分達の研究・調査の過程で、福島県内でシジミチョウ科に属する蝶の一種(Pseudozizeeria maha)を収集したが、そのうちの多くで、羽があまりに小さかったり、目に微妙な凹みがあるなど突然変異の特徴を発見した。更なる観察により、こうした遺伝的変化は、次の世代では、ますます増えている事が分かっている。最初に収集された蝶のうち、12%に突然変異が見られるとすると、その子孫において変異した個体は18%となった。

   研究に参加した学者の一人は「我々はこの変化を、福島第一原発事故後、大気中にばらまかれた放射性核種によるものだと結論付けた」と述べ「様々な生物は、様々な形で放射能に反応している。放射能汚染のよりはっきりした様相を知るため、我々は他の生物にもたらされた変化も研究しなければならない」と指摘した。

   イタル・タス

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