2012.09.21 , 10:39

米国の狙いはカザフに「リビアのシナリオ」辿らせること

米国の狙いはカザフに「リビアのシナリオ」辿らせること

   近い将来、カザフスタンで、昨年10月末にリビアで起きたことを思わせるような、一連の出来事が起りはじめる。識者たちのこうした予測の根拠となっているのは、カザフスタン当局が英国のトニー・ブレア前首相を経済顧問に招いたという事実である。

   他ならぬブレア氏が、その失墜と死のときまで、ムアマル・カダフィ大佐の財政顧問であった。しかしカザフスタンにおける「リビアのシナリオ」現実化の信ぴょう性には、カザフのエリート層の志向性が強欲かつ不統一であることもあずかって力ある。一部のエリートは米国志向であり、別のものは中国志向である。その一方でカザフ大統領のヌルスルタン・ナザルバエフは、ロシアとベラルーシとともに関税同盟を結ぶという決断を下した。

   ナザルバエフは現在71歳。多くの評者が、彼に代わるものは皆無だと断じる。一方でカザフにおける多くの若者組織が、「親中派」カリム・マクシモフ首相に対し、またカザフスタンの関税同盟入りに対して抗議の声を上げている。確かなことは、カザフスタンが最低3つの国に関心を寄せているということだ。つまりロシア、中国、米国。カザフの若者たちが誰(どの国)を相手に抗議の声を上げているのかということを考えれば、こう言ってもよかろう、若者たちの運動を組織しているのは他ならぬ米国である、と。このように識者たちは、カダフィ大佐の失脚までにリビアで演じられたシナリオと、今カザフスタンでナザルバエフに起きていることの、驚くべき類似を見出している。

Utro.ru

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