2013.05.13 , 13:18

ロシアに「スマートシティ」を建設する日本企業

ロシアに「スマートシティ」を建設する日本企業

日本のイノベーターたちが、ロシアにスマートシティを整備する。「スマート」という言葉には、都市建設の原則や技術への現代的なアプローチや、建設、省エネ、情報技術分野における最先端技術の活用という意味が含まれている。

都市開発を請け負うのは日本の大手企業「日建設計」。「日建設計」は、世界50カ国でプロジェクトを扱ってきたという。「日建設計」は、ロシアの開発業者3社と協力している。

日本の専門家たちは、豊富な次世代都市整備事業の経験を持っているが、今のところ、ロシアの不動産開発プロジェクトに参加することは非常に稀だ。

  日本の共同企業体は現在、ロシアの7つの不動産開発プロジェクトに参加、そのうちサンクトペテルブルグ、クラスノヤルスク、ヴォルゴグラード、ニジニ・ノヴゴロド、 モスクワの5つのプロジェクトではマスタープランが作成され、実現に向けて準備が進められている。次世代型都市開発を進める日本企業の共同企業体「スマートシティ企画」に参加するそれぞれの企業が、最新の知識や技術などの情報を提案しながら、建築、設計、環境テクノロジー、省エネなど、それぞれの分野で作業を進めている。

   「日建設計」の中村光男取締役会長は、日本はロシアが直面している多くの問題を経験しており、新たな開発技術をロシアに提供する用意があると伝え、次のように語っている。

  

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  ロシアのノボシビルスク郊外に1957年、学術都市アカデムゴロドクが建設された。アカデムゴロドクは、居住地区に隣接し、そのまわりにはシベリアのタイガが広がっていた。だがこれは、前世紀の「スマートシティ」だ。現代の「スマートシティ」概念は、企画、インフラ基盤、省エネ技術などの知的システム、社会サービス、生活スタイルや芸術などの文化レベルという5段階から成り立っている。

   世界には現在、天津エコシティ(中国天津市)と柏の葉スマートシティ(日本千葉県柏市)の2つの環境配慮型都市が存在している。世界で3番目のスマートシティは、ロシアに誕生する可能性がある。サンクトペテルブルグ近郊のセストロレツク市では、スマートシティ計画「新たな岸」が進められ、モスクワでも都市開発が計画されている。モスクワの拡張プロジェクトは、非常に難しいが、同時に興味深いものでもあるという。日本の企業は、モスクワ独自の多くの問題について、モスクワの単一中心構造から多極型都市構造に移行する方法で解決することを提案している。中村 取締役会長は、次のように語っている。

  

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   ロシアの全てのスマートシティ計画は現在、開発に向けた様々な段階にある。だがそれらは例外なく、快適で環境に配慮した都市になるだろう。ロシアは、新たな都市建設技術に少し近づくことができる。

 

 

 

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