2013.06.14 , 17:39

ロシア語インターネット:地下鉄のラッシュ度の情報サービス

ロシア語インターネット:地下鉄のラッシュ度の情報サービス

ロシア語最大の検索エンジン、ヤンデックスは新たなサービスを開始する。モスクワの地下鉄網の込み具合を示す情報サービスを編み出したのだ。これを使えばどの駅が込み合っているかが一目瞭然となる。

   モスクワの地下鉄は現在、総延長距離が300キロメートルを越す。ここに187の駅があり、そのうち42が文化財に指定されている。モスクワの地下鉄は世界でも最も過密度の高い交通網だといわれる。今年5月の統計では、毎日の利用客は900万人を超えた。いくつかの駅ではラッシュ時、車両に乗り込むのも困難な場面に遭遇することもしばしば。職場に、家路に急ぐ乗客が乗り換えのために押し合いへし合いする時間帯はエスカレーターの乗り降りもできないときがある。

   そんなモスクワの地下鉄がもっとも込み合う事件が最近起きた。トンネルで起きた2つの火災が原因だった。この事件の後、検索エンジン、「ヤンデックス」は地下鉄の混雑状況を知らせる特別サービスを考案した。

   この新サービスは2006年から登場している、交通渋滞状況を知らせる「ヤンデックス・プロプキ」の類似バージョンとなる。この「ヤンデックス・プロプキ」のおかげでユーザーはモスクワおよび諸都市の交通状況が手に取るようにわかるようになった。ドライバーらは迂回の道を探すのに重宝している。

   ヤンデックスはこの渋滞情報サービスをパートナーらからの情報を元に出している。ところがデーターを提供しうるのはナビゲーション・ソフトや携帯電話用のアプリケーション「ヤンデックス・カルタ(地図)」を利用する一般のユーザー。このためにユーザーらは「渋滞情報を伝える」レジームをオンにしなければならない。情報は解析され、統合される。これによって渋滞の平均値が割り出され、込み具合が地図上に段階別に赤、黄色、緑と色で示される。この渋滞度を見ながらドライバーは車の迂回路をさがし、バス、路面電車、トロリーバスなど公共の交通機関で移動する人はルートを選ぶというわけだ。

   こんな渋滞情報サービスをもとに、現在ヤンデックスでは同様のサービスを地下鉄で展開するための解決策を模索している。今のところ携帯電話のユーザーらは「ヤンデックス・メトロ」のアプリケーションを利用することができる。これは何両めの車両がすいていて、どんなルートで乗り換えをしたほうがスムーズに移動できるかを教えてくれるサービスだ。

 

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