2013.08.26 , 17:55

ロシアと日本の留学生が増える

ロシアと日本の留学生が増える

ロシアと日本の学生交流の規模は、5倍に拡大する可能性がある。ロシアを訪問した日本の下村文部科学相は、このような期待を表明した。下村文部科学相は、日本とロシアの大学間交流は、今後の日ロ関係の漸進的発展の基盤だとの考えを表した。

     ロシアと日本の学生交流に参加する大学は現在およそ300校。だが残念なことに、日本に留学するロシア人学生およびロシアに留学する日本人学生の数は減少している。2012年、日本へ留学したロシア人学生は300人超、ロシアへ留学した日本人学生はわずか110人だった。YFU( Youth For Understanding)ロシア支部のナタリア・ロジオノワ代表は、学生交流は経済成長の重要な要素だとの考えを表し、次のように語っている。

   「第二次世界大戦終結後、日本政府は教育に最大限の力を注ぎました。日本は、何かを学べると考えた様々な国に、10年にわたって積極的に学生を送り込みました。私は、まさにこれが日本経済の奇跡と呼ばれる、日本の奇跡的な経済復興の原動力になったのではないかと考えています。日本政府は教育に最大限の力を注ぎ、このような最大限の結果がもたらされたのです。国の財政支援なして、このようなことを実現すのは難しいでしょう。なぜなら多くの親たちにとって、長期間にわたって留学費を全額出し続けるのは難しいからです。なお留学期間は1年以上が望ましいでしょう。

     短期の語学留学と呼ばれるものは、大きな効果はもたらしません。」

  最近は、学生交流の成功事例が増えている。今夏、日本の学生が初めてクラスノヤルスクにあるシベリア連邦大学で学ぶためにやってきた。日本の学生たちは、日本に留学し、日本の学生たちと友達になったロシア人の学生たちと一緒に到着した。交換留学は、シベリア連邦大学と愛知県立大学との間で2012年8月に調印された交流協定の枠内で行われている。シベリア連邦大学日本センターのリディヤ・コシキナ所長は、交換留学は素晴らしい民間外交手段だと述べ、次のように語っている。

  「シベリア連邦大学の最初の交換留学は、素晴らしいスタートを切りました。私は今後もこのような交流が続くことに期待しています。若い学生たちの性格、習慣、理解力、互いへの気遣いなどは、それぞれ異なっています。ロシア人の学生たちは、日本での留学生活で全てが気に入りました。日本の大学から戻ってきたロシア人学生たちの目は輝き、意気揚々とし、彼らはさらに勉学に励む気構えです。なぜならロシア人の学生たちは、日本人と交流しながら、日本語力をアップさせ、自信を持ち、たくさんの共通テーマを見つけたからです。」

 日本は2020年までに30万人の留学生を受け入れ、日本人留学生を12万人に増やす計画。ロシアでも交換留学の数が数倍に増える可能性がある。下村文部科学相は、これは日ロ関係の発展を促進する新たな人材育成に寄与するだろうとの確信を示している。

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