2013.09.12 , 23:20

IOC新会長にトーマス・バッハ氏

IOC新会長にトーマス・バッハ氏

国際オリンピック委員会(IOC)の新会長にドイツ出身のトーマス・バッハ氏が選ばれた。アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた第25回IOC総会で、IOCの会長を12年務めたベルギー出身のジャック・ロゲ氏の後任を決める選挙が行われ、バッハ氏が新会長に決まった。

    バッハ氏は、1976年のモントリオールオリンピックのフェンシングで金メダルを獲得し、2000年から2004年まで、そして2006年から現在に至るまでIOC副会長を務めた。


  バッハ氏は、2006年のサッカーW杯ドイツ大会組織委員会の監視役員を務めたほか、バッハ氏の積極的な活動によって2006年5月、ドイツスポーツ連盟とドイツオリンピック委員会が合併し、ドイツオリンピックスポーツ連盟となった。


  IOCの会長にはバッハ氏のほかに、ウクライナのセルゲイ・ブブカ氏、台湾の呉経国(ウー・ジングオ)氏、プエルトリコのリチャード・キャリオン氏、シンガポールのセルミャン・ウン氏、スイスのデニス・オズワルド氏が立候補した。米国のインターネットサイトArround the Ringsが実施した世論調査では、呉経国氏が最有力候補、2位がセルゲイ・ブブカ氏、バッハ氏は3位とみられていたが、バッハ氏は2回目の投票で過半数以上の票を獲得し、IOCの新会長に選ばれた。バッハ氏は、次のように語った。


「IOCの会長として、私のモットーである多様性の調和を重視して率いていきたい。私は、私たちの全社会の会長になりたい。これは、オリンピック活動に参加する全ての人の利害を考慮するために可能なことを全て行うことを意味している。私は皆さんの提案に耳を傾け、皆さん全員と対話する用意がある」。

     バッハ氏の任期は2021年まで。再選で4年の延長も可能だ。第25回IOC総会の最終日には、IOC委員の選出も行われ、ロシアオリンピック委員会のアレクサンドル・ジュコフ会長が選ばれた。ロシアからは、ロシアオリンピック委員会名誉会長でロシアテニス協会の会長なども務めるヴィタリー・スミルノフ氏に続いて4人目となる。

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