2013.09.27 , 16:18

ソチ ダブルチェックに合格

ソチ ダブルチェックに合格

国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会は、2014年ソチ冬季五輪に向けた準備について、ソチ冬季五輪組織委員会は「優秀な成績」で課題をクリアしたとの評価を下した。

   調整委員会は2週間にわたってソチ冬季五輪の施設を視察した。調整委員会がソチを訪れている最中に、ソチでは豪雨による洪水が発生した。調査委員会は視察後の記者会見で、「災害のおかげ」でソチの準備状況がより明らかになったとし、ロシアの組織委員会ならびに「災害」に対して感謝の意を表した。

   調査委員会のジャンクロード・キリー会長は、 「ロシアは課題を見事にクリアした」と評価した。委員会の専門家たちは、これまでにソチを数十回訪れている。キリー氏は、初めから困難な作業になると予測されていたが、ロシアは見事にクリアしたと述べ、次のように語った。

「私たちは7年前からソチを訪れ、その度に全てが非常に立派に進んでいることを確信した。課題はたくさんあるが、それらは主に小さなもので、重要な意味はもっていない。ソチでは作業が予定通り進んでおり、遅れはない。オリンピック開催の4ヶ月前には、いつでも未完成のものがある。私たちは、素晴らしい作業が行われていることを目にした。これが何よりも重要だ。」

   記者団からは、災害がオリンピック施設に与える影響について質問が集中した。IOCの調整委員会が査察を開始してから2日目、ソチは豪雨に見舞われ、海は荒れ、山間部には雪が降り、土石流が発生した場所もあった。だがキリー氏は、調整委員会は仮にソチでさらに大規模な災害が起こったとしても問題はないことを自分たちの目で確認したと述べ、次のように語った。

「短時間で非常に激しい雨が降り、記録的な豪雨となった。だが私たちは、一切ダメージに気づかなかった。これは、全ての施設の建設が非常に質の高いものであることを証明している。全ての施設が、『災害のテスト』を受け、合格した。これは、素晴らしいテストだった。もしソチで五輪開催中に同じようなことが起こったとしても、ほとんど気づくことはないだろう。」

 記者会見では、ソチ五輪以外のテーマについても質問された。西側のジャーナリストたちは、ロシアの同性愛宣伝禁止法について質問した。キリー氏は、オリンピック施設に関する質問のみを受け付けると指摘したが、ロシアはオリンピック憲章を順守しており、オリンピック憲章は差別を禁止していると述べた。ソチ五輪組織委員会のドミトリー・チェルヌィシェンコ会長は、ロシア憲法では、いかなる差別も禁止されており、これは根拠のない話だとの考えを表した。

 ソチ冬季五輪まで残り数ヶ月。IOCは今後、施設の視察をほぼ毎日行う。またロシアおよび外国のスポーツ選手たちも、トレーニング合宿のため、近いうちにソチを訪れる。

 

 

 

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