2013.10. 6 , 16:16

ロ日のスポーツ交流に期待

ロ日のスポーツ交流に期待

ロシアのプーチン大統領と日本の安倍首相は、2014年をロ日武道交流年とすることを決定した。これを受けロシアでは2014年、ロシアと日本のスポーツ選手が参加する大会や、日本人コーチたちによる一連のマスタークラスが開催される。その他、スポーツ関連のイベントや会議も予定されているほか、武道に関する書籍の出版も計画されている。

     ロシア下院(国家会議)のワシリー・シェスタコフ議員は、ロ日武道交流年に歓迎の意を表している。シェスタコフ議員の人生は、柔道と深いつながりを持っている。シェスタコフ議員は、柔道7段で、柔道クラブ「ヤワラ・ネヴァ」の副会長を務めており、柔道に関する書籍も数冊出版している。なお、「ヤワラ・ネヴァ」はオリンピックの金メダリストを何人も輩出している。シェスタコフ議員は、柔道に関心を持ったのは子供の頃のことだったと述べ、次のように語っている。

   「私が日本について初めて耳にしたのは、サンボを学び始めた子供の頃のことでした。少年だった私は、友人と一緒に黒澤明監督の『姿三四郎』を観ました。映画では、倒れないことを猫から学んでいました。そのため、私たちは全員、猫を探しにいきました。それ以来、私は夢を抱き続けました。その夢とは、講道館を訪れ、日本の偉大な柔道家たちが練習している様子を自分の眼でみるというものです。その夢は、下院議員になった時に叶いました。柔道は、私にとって大きな喜びです。スポーツは、苦しい時期の助けとなります。ロシア南部北オセチアのベスランでテロリストが学校を占拠する事件が起きた時、私たちの日本の友人たちは、人質になったベスランの子供たちを東京に招きました。日本から帰国したときの彼らの表情は本当に幸福そうでした!そして、福島で日本の子供たちが被災したときには、今度は私たちが日本の子供たちをロシアへ招きました。たとえ一時的でも悲劇を忘れて欲しかったのです。来年は、ロ日武道交流年となることが発表されました。私たちには来年、たくさんの行事を計画しています。」

  シェスタコフ議員は、武道の世界で権威ある人物だ。シェスタコフ議員は、山下泰裕氏が理事長を務める柔道教育ソリダリティーとの青年交流プログラムも推進している。両国のスポーツ交流への貢献が認められ、シェスタコフ議員は1日、日ロ友好の功労者として表彰された。

  スポーツ交流の発展は、他の分野の協力にも良い影響を与えている。外交官たちは、来年のロ日武道交流年に大きな期待をかけている。日本の原田親仁駐ロシア大使は、日ロ友好の功労者表彰式で次のように語られた。

    

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 プーチン大統領も柔道家であることは有名だ。これは、ロシアにおける柔道の最高の宣伝となっている。

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