2014.01.14 , 10:09

ロシアの海底に金が見つかる

ロシアの海底に金が見つかる

   ロシア、カムチャッカ沖海底に天然の金を豊富に含む岩石が見つかった。21世紀のゴールドラッシュなるか?

   海には大量の金があるとされる。陸地では鉱石1トンの平均金含有量が3~7gであるのに対し、海底では13g。海に眠る金を世界70億人に平等に分け与えたならばひとりあたり4kgを手にする計算になるという。

   発見地は北太平洋オブルチェフ海膨付近、海面下1650mの地点。学術調査船「アカデミク・アレクサンドル・ヴィノグラードフ」号の調査で、直径680マイクロメートルの金の塊が見つかった。これは、相当に大きいものと言わねばならない。なお、肉眼で視認できる最低限度の大きさは直径100マイクロメートルだ。

   ロシアは20世紀中ごろから海底資源の探索を行っているが、これまでは、大規模採掘に希望を抱かせるようなまとまった量の金は見つかっていない。プラチナでは若干の成功があったものの、金は見つかっていなかった。

   今回の発見で学会の潮目が変わるであろう。太平洋の他の海域で同様の高含有率金鉱が見つからないか、探索が本格化しそうだ。

   とは言え、これほどの深部から鉱物資源を採取する技術的な基盤が存在しない。海底における有用鉱物の発見は、時代を先取りするものなのだ。

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