2014.02. 2 , 20:45

ソチ冬季五輪のメダル検査完了

ソチ冬季五輪のメダル検査完了

ソチ冬季五輪のメダルの品質検査が完了した。検査は1ヶ月以上にわたって行われた。総計1254枚のメダルが、綿密に検査された。メダルは数日後、7-23日にまで冬季オリンピックが開かれるソチに届けられる。

 専門家たちが、研磨された面の平坦性、透明なポリカーボネートのはめ込み部分の強度、保護膜の質などをチェックした。特に、メダルの紐の強度に、注意が向けられた。これまでの経験により、紐の部分は、メダルの中でもっとも弱い箇所であることが分かっている。検査は、極端な気温の低下、シャンパン・ファイト、床などへの落下、また歯で噛まれた場合などを想定して行われた。

 ソチ冬季五輪のメダルを製作した貴金属製品の製造会社「アダマス」のマクシム・バインベルグ執行責任者は、ソチのメダルは過酷な状態にも耐えることが出来ると述べ、次のように語っている。

  「厳しいメダルの検査が行われました。検査では、メダルをプレスにかけたり、紐を引っ張ったり、また、動きが激しい状態などでチェックが行われました。過酷で真剣な検査が実施されたのです。検査が完了した今、最も強い選手たちがどのような感情を表し、そんな行動を起こしても、ソチのメダルは耐え抜くことが出来ると確信しています。」

 ソチオリンピックのメダルを製作するために、約700キロの青銅、約1トンの銀960、そして6キロの金が使用された。時が経過しても輝きを失うことがないよう、メダルは特別のナノ成分でコーティングされている。なお、オリンピックメダルの価格は、「秘密」。だが選手たちをみれば、メダルは値のつけられない貴重なものであることが分かる。

 オリンピックで18個のメダルを獲得した伝説的体操選手のラリーサ・ラトィニナさんは、VORからのインタビューで、メダルの一つ一つに多大な努力が費やされ、一つ一つのメダルが大きな思い出と結びついていると述べ、次のように語った。

  「初めて出場したメルボルンオリンピックで6個のメダルを獲得しました。このメダルは、母親にとっての初めての子供のように大切なものです。その後は、娘を出産した後に出場したローマオリンピックで6個のメダルを手にしました。その時、娘はまだ1歳半でした。私は体型を戻し、ソ連代表に選ばれました。幸せでした。オリンピックに出場し、個人総合で勝ち、完全優勝することができました。これは私にとって、信じられないほどの幸福でした。3回目の東京オリンピックでも、6個の金メダルを持ち帰りました。このメダルは、私にとって特に大切なものでした。なぜなら、私はこのオリンピックが最後になると分かっていたからです。金メダルを獲得したら表彰台に立ち、国旗が掲揚され、国家が流れます。その時、心は、自分を育ててくれた人たちや、チーム、またオリンピックに向けて準備することを可能としてくれた家族への感謝の気持ちで一杯になります。これはとても大きな幸せです。伝えるのはとても難しいです。」

 ソチ冬季オリンピックでは、15競技98種目が行われ、冬季五輪史上最多のメダルが授与される。

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