2014.03.28 , 15:30

ソユーズとISSがドッキングに成功

ソユーズとISSがドッキングに成功

   ロシアの宇宙船「ソユーズ」は28日にかけての夜、国債宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。

   ドッキング後、宇宙船のドアをあけたロシアのアレクサンドル・スクヴォルツォフ、オレグ・ルテミエフ飛行士と、NASAのスティーヴン・スヲンソン飛行士はステーションへと乗り移り、ロシアのミハイル・チュリン飛行士、米国のリック・マストラッチョ飛行士、日本の若田光一飛行士に迎え入れられた。5月14日まではこのメンバー構成が続く。

 

   国際宇宙ステーションまでの道のりは予定よりも長くなってしまった。その原因はソユーズのプログラムが故障し、必要な操作のひとつができなくなってしまったからだ。このため、スタート後、6時間で行われるドッキング時の接近スキームがキャンセルせざるをえなくなり、通常の2日間かかるコースを選択せざるをえなくなった。「宇宙飛行士ニュース」誌のイーゴリ・リソフ編集長は、ドッキングの短縮スキームにはプラスもマイナス点もあったとして、次のように語る。

 

   「時間を短くしようと思えば、燃料経費がかかってしまう。6時間のドッキング・スキームはスタート時点で非常に強硬な制限がかかる。このシステムはステーションに荷物を運びださねばならない人員にはその作業が軽減されるが、長時間を有した前のスキームよりも精度が落ちたり、偏差が出ると、それに敏感に反応してしまう。」

 

   これからの半年間、さらに数回の宇宙船とのドッキングが予定されている。学術プログラムでは200を超える実験が予定されている。これからのクルーらの最初の課題は、無人宇宙船「ドラゴン」とのドッキングをはたし、無事、消費財と部品を受け取ることだ。そうした貨物にはNASAのロボットR2の「足」がある。R2は胴体と頭だけはすでに3年前にステーションについている。ソユーズとステーションとのドッキングが予定より遅延したことによって、ドラゴンのスタートは来週月曜ではなく、それ以降に持ち越されることが決まった。

 

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