2014.12. 6 , 00:28

夜更かしする人たちのためのモスクワ

夜更かしする人たちのためのモスクワ

モスクワっ子たちは、昼間できなかったことを夜にしている。24時間営業の店舗はすでに当たり前となった。だがモスクワでは、美容院、サウナ、プール、本屋、趣味のクラブなども深夜営業している。

そんな新たな「ナイトライフ」の中に、「アンチ・カフェ」がある。この場合の「アンチ」は「反」ではなく、「カフェ以上」という意味だ。「アンチ・カフェ」は、夜中に眠らない人たちのための場所で、徹夜する必要がある場合には、興味深い時間を過ごすことができる。「アンチ・カフェ」では、滞在時間で料金を支払うのが一般的だ。このような「アンチ・カフェ」では、一般的にWi-Fi、ゲーム、書籍、お茶などの飲み物やお菓子が無料となっている。

一番小さなアンチ・カフェTime club「巣」は、赤の広場やクレムリンまで歩いて数分のモスクワ中心部にある。最もクリエイティブなアンチ・カフェと言われているのは、「CheckPoint」だ。「CheckPoint」はとても広く、世界の様々な都市をテーマにした複数のホールがあり、パリのロマンチックな雰囲気に浸ったり、ラスベガスの興奮からエネルギーを充電したり、ハリウッドのスターの輝きを眺めたり、ロンドンの霧やモンテカルロの海岸を散歩したりしているような気分を味わうことができる。「CheckPoint」も、モスクワの中心部にある。

一番居心地がいいという評判のアンチ・カフェは、救世主キリスト大聖堂の近くにある「Lodge」だ。「Lodge」では、たったの300ルーブル(約6ドル)で、一晩過ごすことができる。ソファーでくつろいだり、柔らかい枕を置いてあたたかいブランケットにくるまったり、いろんな種類のお茶を味見したり、ジャムと一緒にトーストを食べたり、読書をしたりゲームを楽しむことができる。そのほか「Lodge」には、フォンデュやジューサー、水タバコなどもある。しかし、チョコレートや果物、タバコなどが必要な場合は持参しなければならない。

同じくモスクワ中心部のアルバート地区にあるアンチ・カフェ「Lucky Lori」は、本物の緑のオアシスだ。「Lucky Lori」の床には一年中、緑の芝生が敷いてある。「Lucky Lori」には大きな目をした夜行性のキツネザルがおり、お客さんたちを楽しませている。壁には絵や写真が飾られており、ギャラリーとして利用されている。また電子ピアノ、ギター、楽譜などもあり、演奏することもできる。眠くなってしまった人のために、柔らかいソファーとフリースのブランケットもある。深夜料金は、500ルーブル(約10ドル)だ。

アンチ・カフェの中で特に人気があるのが「Green Door」だ。「Green Door」には大きな図書館があり、展覧会なども開かれているほか、ホールの隅には快適なハンモックがあり、様々な種類のクッキーやお茶、またランチなどもある。なおランチは、別料金だ。若者たちはマイクロソフトが開発したゲーム機Xbox(エックスボックス)などで遊ぶ。「Green Door」料金は最初の1時間までは1分2ルーブル。その後は、1分1ルーブルとなっている。

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