2014.12.31 , 12:25

ロシアン・スウィートはいかが? 中国へ露製お菓子輸出がスタート

ロシアン・スウィートはいかが? 中国へ露製お菓子輸出がスタート

  ロシアの一口チョコキャンディーを味わうチャンスが北京に到来した。初荷25トンは鉄道ですでに満州通関を通り、中国との国境を越えている。中国人の消費者の評価ではロシアの一口チョコはおいしいだけでなく、クオリティーが高い。これはロシアとの国境に近い地域に住み、国境付近取引の枠内でロシアの食糧品をすでに味わったことのある中国人らはみんな知っている。

  露中平和友好発展委員会のロシア側の代表をつとめるボリス・チトフ氏は中国市場へロシアのほかの食糧品が入るチャンスはいま、ますます多く開けているとして、次のように語っている。

   「中国にないものはなにか? それは環境に優しい安全な食品だ。というのは中国の農業は粗放農業技術に基づいて発展した結果、300万ヘクタール以上におよぶ耕作地は農薬、殺虫剤によって農産物の生産には適さなくなってしまった。そのため、中国へロシア産のエコロジー的な生産物が供給されれば、2国間貿易額は急激にアップする可能性がある。」

    チトフ氏によれば、こうしたプロジェクトのうちいくつかはすでに実現されつつある。たとえばロシア・ヨーロッパ地域の中央部にあるリペツク州はすでに数年にわたって中国へキクイモを輸出している。最近中国はバシコルトスタン共和国産の蜂蜜を大量購入した。取引高は25億ルーブル。これはおよそ5000万ドルにあたる。バシコルトスタン共和国養蜂業とアピセラピー(蜜蜂療法)学術研究センターは中国企業との間に合意を結んだ。バシコルトスタンの誇る生産品を中国へ輸出する構想が生まれたのは2014年夏、中国代表団が同共和国の首都ウファを訪れた際だった。中国人は当地の蜂蜜を高く評価し、江西省九江市(きゅうこう-し)にバシコルトスタン産の蜂蜜および養蜂のほかの生産品を売る専門店を開設した。

    露中平和友好発展委員会側は将来の協力項目としてロジスティックスも念頭に入れている。これは中国の生産品をロシア極東の港を通してトランジットする構想で、プロジェクトのひとつはロシアのグループ企業「スーマ」によって実現化されている。「スーマ」は極東に水深の深いザルビノ港を建設中だ。現在、中国北東部で作られる多くの商品は大連港へと送られているが、ザルビノ港が作られれば、このほうが断然近い。「スーマ」社はすでに中国の3つの企業との間にザルビノ港を通して1億7千万ドンの貨物の積み替え合意を結んでいる。中国国内の鉄道によるトランジットに対してザルビノは十分大きな競争力を有している。20フィートコンテナーのTEUコンテナーのルートではロシアのルートを使ったほうが250ドル安くすむ。

 

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