2015.03. 8 , 13:47

3月8日はロシア婦人デー

3月8日はロシア婦人デー

   きょう3月8日、ロシアでは婦人の日が祝われている。その起源は女性の男性との同権を求める戦いに求められる。1857年3月8日、NYで行われた婦人たちの行進が嚆矢となった。

  1910年になって、ドイツ社会民主党のクララ・ツェトキン女史が、コペンハーゲンの国際労働婦人会議において、国際婦人デーの設立を提唱した。女史によれば、その目的は、ずばり婦人の権利を求める闘争の推進。当時の工業先進諸国は、恐慌、侵略、人口爆発、新イデオロギーの台頭・・・・・・という時代であった。

   「国際婦人デー」公認は1975年、国連においてなされた。世界全体で、国境を問わず、また民族・言語・文化・経済・政治上の立場のいかんを問わず、またその形態を問わず、平等と公正と平和と発展を願うことが、その設立理念であった。

   現在「婦人デー」は一部東欧諸国、またロシア、アゼルバイジャン、アルメニア、ベラルーシ、ウクライナで国民の祝日となっている。もっとも、既に当初の設立理念は忘れられ、春の目覚めを寿ぎ、永遠に女性的なるものを讃え、男性たちが愛する・また血縁の女性に奉仕し、贈り物を贈る日となっている。

   モスクワでは今日、市内の全14公園を舞台とする記念プログラムが行われている。タンガスキイ公園では人類史における女性の役割をテーマとした映画の無料上映が行われている。「エルミタージュ」庭園では造形芸術の分野で活躍した女性たちについての展示が行われている。著名人の彫像が野外展示されている「ムゼオン」公園では、それら著名人の母親について、ガイドがレクチャーしてくれる。ロモノーソフ、プーシキン、ゴーリキイ、レーニンなどなどの母親たちについて詳しく知ることが出来る。また各所の児童公園では子供向けの啓蒙プログラムが行われ、係員が母親への孝行について説き、また係員のガイドにそって、花束を編み、絵葉書その他、手製の可愛いらしいプレゼントを拵える。そして至る所で、公園でも地下鉄でも道端でも、女性を讃える歌が流れる。

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