2014.10.29 , 17:47

ローマ法王、進化論を支持

ローマ法王、進化論を支持

  進化論とビックバーン説は正しい。神は「魔法の杖をもった魔法使いではない」ローマ法王フランシスコはヴァチカンの法王科学アカデミーで演説した中でこう語った。

  専門家らは、この法王の声明は天地創造の偽科学的コンセプトに終止符を打ち、この世と人類は唯一の創造主によって作られたという理論を終わらせるものとの考えを示している。

   法王フランシスコは、世界の創造についての科学理論は神の存在論に矛盾するものではなく、逆にこれは相互に結びついたものだと考えている。「創世記のこの世の創造を読むとき、われわれは神を魔法の杖を持った、なんでも出来る魔法使いであるかのように創造するリスクを犯している。だが、これは違う。神は人類をつくり、それが完全達成をめざし、自分たちの規則に従い成長することを許した。」インディペンデント紙は法王の声明を引用して報じている。法王は生き物は進化を遂げる前にまず、何者かによって作られたと説明している。

   法王フランシスコは、今日、世界の存在を説明するため用いられているビックバーン理論も創造主の存在と矛盾するものではなく、逆に「創造主の存在を必要とするもの」だと語っている。

   伊航空物理研究所の所長をつとめるジョヴァンニ・ベンヤミン教授はこの法王の説は今まですでにあった説だと語っている。ミラノ大学の哲学のジュリオ・ジオレッロ教授は、法王は教会と科学界の間に展開される「ディスカッションの過熱度を単に下げよう」としただけとの見方を示している。

 

  •  
    シェアする