2015.01.18 , 14:30

モスクワのイスラム教徒 風刺画に反対する意味はない

モスクワのイスラム教徒 風刺画に反対する意味はない

  ロシア・イスラム宗教管理局のダミル・ギザトゥリン第一次官は、モスクワ当局が、1月25日に信者の感情を支持する大規模集会の開催を拒否したのは正しい決定だとの見解を表した。

  ギザトゥリン第一次官は、インターファクス通信に、「まさにその日、イスラム教徒たちは預言者ムハンマドの誕生日(預言者生誕祭)を祝う。これに合わせて、我々のもとに聖歌隊、世界的に高名な人々が招かれ、式典が予定されており、一つのイベントと別のイベントを同時に行うのは適切ではない」と指摘した。

   なおギザトゥリン第一次官は、イスラム教徒弾圧に反対するデモをモスクワで開催するのは無意味だとの考えを表している。第一次官は、「モスクワの住民は16世紀半ばの昔から、相互尊敬の伝統を守ってきた。もちろん私たちは、民主主義を独自に解釈して、預言者の風刺画を掲載している複数の外国人ジャーナリストたちには賛同できない。フランスには、信者の感情を保護する法律がないのではないだろうか。ロシアには、そのような法律、アッラーへの栄光がある」と指摘した。

   またギザトゥリン第一次官は、モスクワでの大規模デモが「安定や秩序を促進することはないだろう。平和と調和は、先祖が私たちに与えてくれたものであり、私たちがそれを維持し、拡大することが最も重要である」と述べた。

   これより先、モスクワ市政府は、1月25日にモスクワで信者の感情の侮辱に反対する大規模デモ開催の申請を拒否した。

 

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