2015.02.27 , 09:40

福島第一原発、漏水チェック

福島第一原発、漏水チェック

福島県当局と核エネルギー専門家は今日、福島第一原発敷地内で点検作業を行った。同原発では今週、放射能汚染水の海洋への漏出が起きていた。

県当局は排水システムおよび2号炉周辺の敷地を点検した。二号炉の屋根には放射能汚染水がたまっていた。この水が海洋に流出していた疑いが濃厚だ。ストロンチウム137の含有量は1Lあたり2万3000ベクレル。基準値は30ベクレルだ。

東京電力は昨年4月の時点で排水システム中の水の汚染度が雨の降るたび高まっていることを関知していながら、そのことを秘匿してきた。これに関連して宮沢経済産業大臣は今日の会見で、「政府にもいささかの手抜かりがあったかも知れない」と述べた。

汚染水の海洋流出について福島漁業組合が憤懣を募らせている。組合は経済産業大臣と面会し、大臣に対し「流出防止策を根底から見直すよう」求め、あわせて「この件について地元漁師らは際限なく怒りを募らせている」と強調した。

現在同原発では、原子炉の冷却のため、放射性粒子を含む水が毎日350トン増大している。地上の特殊コンテナに保管され除染を待っている汚染水の総量は既に24万トンに達している。

タス

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