2015.03. 9 , 02:15

NASAの衛星 ロシアの宇宙飛行学の愛好家たちの依頼で火星を撮影

NASAの衛星 ロシアの宇宙飛行学の愛好家たちの依頼で火星を撮影

  米航空宇宙局(NASA)は、ロシアの愛好家たちの依頼で、火星の表面の撮影を行った。撮影は、ソ連の火星探査機「マルス6」号の破片を見つける助けとなる可能性がある。

  調査チームの代表者ヴィタリー・エゴロフ氏はインターファクス通信に、「NASAの火星探査衛星マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)は、ソ連の探査ステーション『マルス6』号を探しているロシアの宇宙飛行学の愛好家たちの依頼で、火星の表面を撮影した」と伝えた。

   自動惑星間ステーション「マルス6」号は、1974年3月12日に火星の表面に着陸したが、降下の段階で通信が途絶えた。

   MROは数年前、「マルス6」号が着陸したとみられるおおよその場所を発見した。エゴロフ氏は仲間と一緒に、アクセス可能な画像から壊れたモジュールを見つけ出そうとした。2013年、エゴロフ氏は「マルス3」号を発見した(発見はNASAによって確認された)が、「マルス6」号の捜索は成功しなかった。

   そこでロシアの愛好家たちは、火星表面の追加撮影をNASAに依頼した。エゴロフ氏は、「NASAからの援助は、国家間にはあらゆる政治的意見の相違があるにもかかわらず、宇宙や学術分野における協力は停止しないことを裏付ける客観的な証拠だ」と指摘した。

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