豪州政府、野良猫200万匹の駆除に乗り出す

© REUTERS / Thomas Peter 豪州政府、野良猫200万匹の駆除に乗り出す
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豪州政府は社会に不興の嵐を引き起こした計画を実行しようとしている。政府は「自然に決定的な損害を与える」とエコロジストらの言う野良猫らに対する宣戦布告を行った。ワシントン・ポストより。

地元のエコロジストらによれば、猫は希少な動物を大規模に狩り、多くの種が絶滅の危機に瀕しているという。「野良猫は有害と見なされ、様々な方法で捕獲がなされる」とグレグ・ハント環境大臣。駆除方法には射撃や犬等による狩り出しなどが含まれるという。

プログラム実行に660万ドルが拠出される。民間の募金や寄付も予定されているという。

哺乳類20種、鳥類20種、植物数種が、野良猫との共存が不可能であるという。これら全てが国の保護を受けている。

豪州はこれまでも生態系に深刻な影響を及ぼす特定種に対する宣戦布告を行っている。たとえばヒキガエルや野ウサギが対象となった。中でも最も有名なのが1932年のエミュー狩りである。小麦の収穫を損ねているとして、自然保護課職員や農夫らが狩りを行った。

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