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    デンマーク教授「欧州は集団自殺の途上にある」

    © REUTERS/ Ognen Teofilovski
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    デンマークの大学教授で哲学博士のベント・ジェンセン氏は、新聞「Jyllands-Posten」に論文を発表し、その中で「欧州に昔から代々住み続ける諸民族は、今や集団自殺の途上にある」との意見を示した。

    教授は「かつて欧州から、例えば米国やオーストラリアに移住した人々の条件と、今のそれとは全く別だ』と指摘し、次のように続けたー

    「かつては入国するために、ただそこに行って要求する、といったような事はできなかった。手続きには文書というものがあった。働きたいという欲求も必要だった。入国する人は、厳しく調べられた。受入国の側から到着第一日目から届けられるような、どのような物質的援助のシステムもなかった。自分の食べ物は自分で心配しなければならなかった。

    しかし今は違う。たくさん組織が、移民を手助けしている。難民には、住居や衣料、金銭、通訳、弁護士などのサービスが提供される。

    つい最近、ある婦人が私に『私達は、単に、植民地時代のつけを払っているのです』と言ったが、これはナンセンスであり、歴史とは何の関係もない。教育システムのせいでもたらされた、とんでもない自虐的罪悪感だ。

    特に憤りを感じるのは、現代の移民達が、過去の人達とは違って、欧州文化に 同化するのを望まず。その代わりに特別の対応を要求していることだ。

    欧州の人々は、抵抗もせずに、欧州のものではない他の文化の植民地となることを自分達に許している。しかしその文化は。欧州人の勤勉さや労働の果実を、満足感を持って享受しようと欲している。

    我々は、歴史上これまで一度もなかったことを経験しつつある。それは文明全体の善意による自主的無条件降伏である。」

    ベント・ジェンセン教授の意見によれば、現在の大規模な移住は、次の3つの基本的要因によるものだ。

    • 欧州に隣接する恒常的紛争地域における急激な人口の増加。
    • 交通上の便のよさ。
    • 欧州内部における制限コントロール及び国境保護の欠如。

    しかし一部の専門家らは、よりグローバルな結論を出している。彼らは、欧州において現在見られる移民問題をめぐる危機は、米国が自分の言うことを聞かない国の指導者を次々に打倒してきた、まさにその戦略の帰結だと見ている。その結果、体制が変化した国々は不安定となり。軍事紛争や内戦が始まる。今こうしたカオスの後始末をすることになってしまっているのが、米国ではなく、他ならぬ欧州なのだ。現在欧州には、次々と大量の難民が押し寄せてきては、そこに留まっている。

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    EU, 移民, デンマーク
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