気の狂ったモスクワ:大都市の代表的な患者7タイプ

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社会学者たちによると、精神障害は21世紀の主要問題の一つだという。ダリヤ・ヴァルラモワ氏とアントン・ザイツェフ氏の著書「頭がおかしくなりそうだ!大都市の精神障害ガイド」をもとに、大都市モスクワの住民の代表的な精神障害をご紹介してみようと思う。

揺れ動く人(双極性障害)

今日はパワーに満ち溢れているが、明日はベッドから起き上がれない。エネルギーが眠気、食欲、性欲に変わる。双極性障害は、自由な生活スタイルで暮らす人や芸術家などに多い。

場の空気が読めない(アスペルガー症候群)

散らかっているのが嫌いですか?棚がきちんと整理整頓されていることにこだわりますか?自発性が足りておらず、他人の思いがけない行動に調子が乱されますか?もしかしたらあなたはアスペルガー症候群かもしれません。アスペルガー症候群は、プログラマーやその他の技術的職業に就いている人に多く見られる。

本物のソシオパス(反社会的人格障害)

主な特徴は、罪悪感、共感、自責の念の欠如。法律や権利のメカニズムを通して関係を構築することができない。反社会的人格障害は、元囚人のほか、弁護士、ブローカー、政治家などの知的職業の人に多い。またトップ経営者、軍関係者や医療関係者などにもみられる。

隠れたゾンビ(大うつ病性障害)

仕事中毒や超責任感がある人々が、重度のうつ病に苦しんでいるのは驚くことではない。しかも彼らは長年にわたって日常が順調であるふりをして、周囲の人たちに気づかれないようにすることができる。

壊れた地震計(全般性不安障害)

全般性不安障害は、例えば会計士などのルーチンワークをしている人たちに最も多くみられる。実際のところ不安の種は存在していない(問題はこじつけ)のに、不幸が訪れそうだという不安を常に抱いている。「病気になるかも」、「クビになるかも」、「恥をかかされるかも」などと、よく考えている。

全てが極端(境界性人格障害)

彼らは定期的になんらかの激しい感情を味わう必要がある。そうでなければ彼らは退屈なのだ。パラシュート降下やエクストリーム体験が彼らにとっては空気のように必要だ。問題は、例えば理想と失望など、相反する感情の狭間で彼らが常に揺れ動いていることだ。

魚のドリー(注意欠陥多動性障害)

アニメーション映画「ファインディング・ニモ」に出てくる魚のドリーのように、注意欠陥多動性障害の人々も危険にさらされている。またこれらの人々は、自分のやるべきことに集中できず、いいかげんだと言われることが多い。

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