23:16 2021年05月15日
社会
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1940年のナチスのパリ侵攻の原因は麻薬だった独の作家ノーマン・オーラー氏は英ガーディアン紙からのインタビューに対してこう語った。オーラー氏の著書、「全体的な突進(The Total Rush)」はヒトラーをはじめとするナチスがいかにコカイン、ヘロイン、モルヒネ、メタンフェタミンを使用していたかについて語ったもの。

メタンフェタミンは独製薬メーカー「テムレル・ウェルケ(Temmler Werke)」社が開発。書記から俳優まで広い社会層で汎用されたほか、菓子にまで入れられた。メタンフェタミン入りのチョコレートはこれを食べれば会社でも家庭でも短時間で仕事をこなすことができると宣伝され、女性たちに薦められた。

メタンフェタミンを活発に利用したのは独軍も同じだった。医療者の間ではメタンフェタミンほど兵士をよく襲う疲労感に効く薬はないと太鼓判を押していた。オーラ氏はこのメタンフェタミンのおかげでフランス占領が成功したとの考えを示している。

オーラー氏はヒトラーもまた麻薬を常用していたと指摘している。ヒトラーは1941年に発病した際、主治医のモレルは「オイコダル(オキシコドン)」を処方した。この薬は強力な多幸感を呼びさまし、鎮痛効果がある。後にヒトラーはオキシコドンと多量のコカインを混ぜて服用し始めた。もともとは耳の痛みを紛らわすための使用だったが、ヒトラーは最後は完全な麻薬中毒患者となっていた。

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