「ドストエフスキーは生きている」、文豪の流刑地オムスクで生誕195年記念行進

© 写真 : OMSKREGION Informational Agency / Sergey Melnikov「ドストエフスキーは生きている」、文豪の流刑地オムスクで生誕195年記念行進
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今年の11月11日はドストエフスキー生誕195周年にあたる。これを記念してドストエフスキーが流刑生活を送ったシベリアのオムスク市では地元のドストエフスキー文学博物館と複数の図書館が合同で組織した「フョードル・ドストエフスキーの1日、あるいは続く歴史」と題された記念行進が行なわれた。

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ドストエフスキーは空想的社会主義サークルに加わったことをとがめられ1849年に逮捕。皇帝反逆罪として死刑判決を受けながらも恩赦を受けてシベリアへと送られ、1854年までオムスクで服役した。この経験が後の文学に大きく反映している。

行進には博物館の職員や地元の教育大学で文学を学ぶ大学生、ドストエフスキーのファンたちが参加し、「ドストエフスキーは不滅」、「ドストエフスキーは生きている」と書かれたプラカードを手に19世紀にドストエフスキーが通った様々な場所を巡った。行進の先頭には地元の「ガレルカ」劇場の俳優、エゴール・ヴィチコさんが、流刑地へと送られたドストエフスキー役に扮して加わった。

5年後にはドストエフスキー生誕200年を迎えることからプーチン大統領は2021年の祝賀にむけ連邦政府にその準備委員会を設置を支持する大統領令に今年8月25日に署名している。

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