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5月末、ヘンク・タニスさんとその同僚が、オランダ沖合およそ30キロの北海で漁をしていた時、引き上げた網に、魚ではなく、生まれたばかりの頭が2つあるネズミイルカがかかっているのに気付いた。科学雑誌ニュー・サイエンティストのサイトで伝えられた。
このイルカは、頭は2つ、目は3つ、通常の尾ひれや臓器を持つ胴体は一つで、結合双生児によく似ていた。
漁師たちはこのイルカに驚き、EUやオランダの法的観点から見た場合、このようなイルカを捕まえるのは違法だと考え、海に戻した。
だが漁師たちは、海へ戻す前に「シャム」イルカの写真を数十枚撮り、後に写真を学者たちに提供した。