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差し押さえられたのは、バッキ氏の別荘、ヨット、株式。当局は、バッキ氏が銀行に約１０５０万ユーロを返済しなかったため、資産の一部を差し押さえた。
「踊る大富豪」の金銭問題に関するニュースはＳＮＳで大きな反応を呼び、複数のユーザーたちは他人の不幸を喜ぶ気持ちを隠さず、低賃金の仕事を見つけるのを手伝ってあげると冗談を飛ばすユーザーもいた。
イタリアのマスコミは、バッキ氏は企業家ではあるものの、これは主に形式的なものであり、実際にはビジネスに取り組んでおらず、すべての関心はＳＮＳでのアクセスアップに集中していると指摘している。なおインスタグラムのフォロワー数は、１１００万人。
イタリアの富豪バッキ氏は何を所有し、何を失ったのか？
イタリア人企業家ジャンルカ・バッキ氏はＳＮＳで、ボートや邸宅、流行の先端を行くパーティーで豪勢に暮らす様子を写した写真を投稿している。
バッキ氏は伊ヴェネト州コルティーナ・ダンペッツォの、１７８１年に建てられた建物や、ボローニャにあるトルコ風呂とシャワージェットの廊下を備えるスパ・サロンやギャラリー・美術館付きの家を所有している。
ミラノの一等地であるモンテ・ナポレオーネ通りにもまたパリ風の家を持っている。ポルト・チェルヴォには１２００平方メートルの敷地面積を誇る、２つの巨大プールに囲まれた２階建て別荘がある。
車については、バッキ氏には３台のベントレー、バイクのハーレー・ダビッドソンがある。さらに１０５０馬力で３つのモーターを持った全長１４メートルの帆船も持っており、バッキ氏は帆船を『帆の下の巨大ソファ』と呼んでいる。
