インスタグラムのモデレーターが、病気の少年の写真を「容認できない」として削除【写真】

英国の１２歳の少年ハリー・ベスウィック君は、ゴールデンハー症候群という稀な病気を患っている。ハリー君は、顔の半分が正常に発達せず、耳もない。インスタグラムのモデレーターたちは、それを理由にハリー君の写真を削除した。

スプートニク日本

ハリー君の母親は、インスタグラムにハリー君とその双子の兄弟の写真を定期的に投稿していた。

ハリー君は通常は義眼を着つけて写真に写っているが、母親は義眼を装着していないハリー君の写真を投稿した。

その写真にインスタグラムのあるユーザーがクレームをつけ、インスタグラムの運営者は「容認できない写真」を削除する必要があると判断した。

ユーザーたちは、病気の少年に対する侮辱に激しく反応した。

Someone is reporting my son's face & #Instagram agree saying it doesn't meet their guidelines before removing it. RT to support me in this! pic.twitter.com/XxOvthBT5O

— Charlie Beswick (@ouralteredlife) 12 сентября 2017 г.

​なお騒動が起こった後、インスタグラムの運営者は直ちに写真を復元し、公式に謝罪した。

3 reasons why I cant die (hopefully not as depressing as it sounds!?
https://t.co/kZEfDpGMgl pic.twitter.com/idmpks0yMH

— Charlie Beswick (@ouralteredlife) 18 сентября 2017 г.

​インスタグラムの広報担当者は「私たちは誤って写真を削除してしまったが、間違いが私たちの注意を引いた後すぐに写真を復元しました。私たちはご家族に謝罪しました」との声明を表した。