16:44 2019年12月09日
フランコ総統

フランコ総統の遺骨、6月10日に掘り起しへ=スペイン政府

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社会
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スペインのカルボ副首相はマドリードで開かれた記者会見で、独裁者フランシスコ・フランコ総統の遺骨を6月10日に慰霊施設「戦没者の谷」から掘り起こし、家墓に移転すると発表した。

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フランコ総統はスペインで1939年から1975年まで独裁政権を敷いた。心臓発作によりマドリードの病院で82歳で死去した。

フランコ総統が埋葬されている「戦没者の谷」は、内戦で死亡したすべての人々の慰霊施設としてフランコ総統自身の命令で1940年に建設が始まり、1958年に完成した。施設は囚人らによって建てられた。

フランコ総統が埋葬されて以来スペインでは、同国で尊敬されているこの場所はフランコ総統にはふさわしくないとの論争が絶えなかった。

そして2018年末、スペイン政府はフランコ総統の遺骨を掘り起こして移転するという最終決定を承認した。

政府関係者は、現在フランコ総統が埋葬されている「戦没者の谷」は、多くの血が流された内戦後の和解の場となるべきであり、独裁者へ敬意を表す場所ではないと考えている。またフランコ総統が戦死ではなく、自然死だったのも移転の理由だという。

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スペイン政府は「掘り起こしは6月10日午前に行われ、遺骨はミンゴルビオ墓地に移され、埋葬される」と発表した。同墓地には、フランコ総統の妻、カルメン・ポロが埋葬されている。

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