アサンジ被告の大使館滞在費、新たな試算 エクアドル紙報道

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エクアドル紙エル・コメルシオは20日、同国の会計検査院(CGE)の報告案をもとに、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ被告がロンドンの同国大使館にほぼ6年間にわたって滞在していた際にかかった費用について、これまでに発表されていた約600万ドルではなく、80万ドル未満だったと伝えた。

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クアドルのバレンシア外相は4月、同国が2012~18年にアサンジ被告の安全確保のため、581万7千ドルを支払ったと発表。一方で、この総計がどのような支出項目から成り立っているのかについて、詳しい説明は行わなかった。

エル・コメルシオ紙が伝えているところでは、報告案を提出したCGE職員らは、アサンジ被告のために国家が支払った金額は79万5372ドルだったとの結論に至ったという。この金額には洗濯や食事、医療サービスの費用が含まれるとしている。

そのほか、コンサルティングサービスや各部屋の整備、通信手段の料金とサービス要員の賃金、さらに報道機関向けイベントの開催のための費用も今回の総計に含まれているという。

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