日本の首都・東京で2回目の夏季オリンピックとパラリンピックが開催されるまで残すところ約1年。
オリンピックは2020年7月24日から8月9日まで、パラリンピックは8月25日から9月6日まで行われる。
東京で1回目の五輪が開催されたのは1964年。アジア初のオリンピックとなった。
1964年の東京五輪では、国別メダル獲得数でソ連が2位(金30個、銀31個、銅35個の計96個)、日本は3位(金16個、銀5個、銅8個の計29個)だった。
その後、日本では数多くの大規模な国際イベントが非常に高いレベルで開催されてきた。そのため日本では安全や技術な準備が第一に考えられている。
東京都によると、2020年のオリンピックでは33競技が実施される。うち野球・ソフトボール、空手、 スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの計5競技が追加種目となる。パラリンピックでは、テコンドーとバドミントンが初めて実施される。
五輪聖火リレーは2020年5月26日に福島県からスタートし、47都道府県を121日間かけて巡る。天皇陛下が開会宣言をされる見通し。
小池百合子・東京都知事によると、開催経費は東京都と大会組織委員会がそれぞれ6000億円を拠出し、日本政府も負担する。
香港では、中国の法律に違反している疑いのある人物や指名手配されている犯罪人を香港から中国本土に引き渡すメカニズムの確立を目的とした法案に反対する大規模な抗議デモが数カ月前から続いている。
香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は世論の圧力を受け、同法案を議題から外すことを発表したが反政府デモはおさまらず、数十万人が街頭に出て反対の意志を示している。
ここ数週間、抗議デモではデモ隊と警察の激しい衝突が起こっている。抗議デモは市内のさまざまな場所で行われており、参加者らは公共交通機関を妨害したり、複数の道路を封鎖した。
警察は一度ならず催涙ガスを使ってデモ隊を解散させている。