グリーンピース 二酸化硫黄の排出国をランキング インド増加率65% ロシア2位

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ロシアは2018年の大気への二酸化硫黄(S02)の排出量で2位となった。S02は人間の健康にとって有害な廃棄物。1位はインド、3位は中国だった。グリーンピースが報告を発表した。

グリーンピースがまとめたレポートのグラフによると、中国とロシアは過去10年間でS02の排出量を削減しているが、インドは65%増加している。

インドは2018年の1年間で大気へ4586キロトンのS02を排出しており、これは世界中の全量の15%以上を占める。ロシア天然資源・環境省のデータでのロシアの貢献は3683キロトン、中国は2578キロトンだった。

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さらにメキシコとイラン、サウジアラビア、南アフリカが続き、同様に1000キロトンを越えた。

S02の排出は産業生産の過程で石油や石炭を燃焼させることで発生する。グリーンピースによると空気中のSO2含有量は空気の純度の重要な指標の1つ。

グリーンピースは「S02は大気汚染との関係で世界中で高い発病と死亡の主な原因の1つとなっている」と強調する。

S02が人間の健康に及ぼす影響は、この有毒ガスの身体への直接的な影響と、SO2と肺に沈着して呼吸器疾患を引き起こすもっとも小さな塵の粒子との相互作用の両方で表現することができるだろう。

環境や気候変動に関するニュースや研究はこちらを参照。

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