性犯罪者との交友で英アンドルー王子が公務中止

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性犯罪の容疑で逮捕され拘留中に自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン被告との交友関係で批判を浴びている英国のアンドルー王子(王位継承順位第8位)は20日夕方、当面の間、公務から身を引く意向を表明した。

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電子メールによる声明の中でアンドルー王子はジェフリー・エプスタイン被告との関連が疑われていることに「断固として抗議」した。さらに、被告が自殺したことで「被害を受けた女性たちに関わる疑問が闇に葬られてしまった」としたうえで、「傷跡をいやして新たな人生を歩んでほしい」という言葉で被害女性たちに寄り添う姿勢を示した。

少女らの性行為あっせんに関わっていた容疑で逮捕されたエプスタイン被告は2019年8月、勾留中に自殺した。アンドルー王子には、エプスタイン被告が買春した当時17歳のバージニア・ジュフリーさんと2001年にたびたび性交渉を行った疑いがかけられている。

この点についてBBCニュースのインタビューでアンドルー王子は、ジュフリーさんに会った記憶がないと主張した。

​アンドルー王子はエプスタイン被告とのつながりが王室にとって大きな弊害となっていることを認識したとし、「女王に当面、公務から身を引くことが可能かを尋ね、許可を得た」と述べて、当面の間、公務から離れることとなった。

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