02:04 2020年11月24日
社会
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英国ではここ数日、バーミンガム、リバプール、メリング、マージーサイドの住民が5G電波塔5基に放火する事件が相次いでいる。このような行動の原因となっているのが、インターネットで拡散されているコロナウイルスと5Gの関連に関する情報だ。

ユーチューブやフェイスブックでは、コロナウイルスは5Gテクノロジーを経由して伝染する可能性があるという動画が出回っている。これは陰謀論であり、SNSではこのテーマで数多くのグループが作られている。

英国の独立系事実確認機関である「Full Fact」はインターネット上で特に人気がある二つの説を特定した。一つ目は、5Gはあたかも免疫を抑制するというもの、二つ目は、コロナウイルスは電波を使い標的を選び、感染拡大させていくというものだ。

両方の説を支持する者は、武漢ではコロナウイルス感染が始まる直前に5G網が運用されたと主張している。

この噂は瞬く間に広がり、大手SNSは前例のない対応に迫られた。例えばグーグルは4月7日、5Gとコロナウイルスの関連を主張する動画は全てユーチューブから削除すると発表した。

放火事件に影響を与えたのは、英国の有名な陰謀論専門家デビッド・アイク氏のライブインタビューと見られている。インタビューは6万5000人が視聴しており、BBCのスクリーンショットによると、視聴者の一部が電波塔に火をつけるように呼びかけていた。

5Gとコロナウイルスの関連は?

関連は全くない。COVID-19はコロナウイルス類の多数のウイルスの一つに誘引される呼吸器系疾患。

5Gは導入が始まったばかりの移動通信の次世代、あるいは第5世代。BBCは、陰謀論支持者は、コロナウイルスは例えばイランのような5G塔がない国でも流行しているという事実を無視している、と結んでいる。


経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
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