「ロック音楽のバッハ」 リトル・リチャード氏が死去【動画】

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ロックンロールの草分け的存在として知られる米国のミュージシャン、リトル・リチャード氏が9日に他界した。享年87歳。故人は「トゥッティ・フルッティ」などのヒットソングで知られ、ビートルズをはじめとする世界中のミュージシャンに影響を与えた。米ローリング・ストーン誌が報じた。

ローリング・ストーン誌によれば、息子のダニー・ペニマンさんがリトル・リチャード氏の死を明らかにしたという。
リトル・リチャード氏(本名はリチャード・ウェイン・ペニマン)は1932年、米国南部のジョージア州に生まれ、1950年代半ばにデビューした。

「トゥッティ・フルッティ」や「「グッド・ゴーリー・ミス・モーリー」、「ルシール」などのヒット曲を出し、リトル・リチャード氏の名前は1986年に「ロックの殿堂」にも刻まれた。

リトル・リチャード氏はロックンロールの草分け的存在と言われ、リンゴ・スター氏やボブ・ディラン氏など、音楽界の権威が次々とSNSに哀悼のメッセージを投稿している。

​ロシアの音楽評論家アレクサンドル・ベリャーエフ氏はリアノーボスチ通信の取材に対し、「ビートルズなどはリトルリチャード氏を神のように崇めていたし、実際に彼は神だった……ロック音楽のバッハと呼ぶにふさわしい」とコメントした。

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