マイクロソフト社の編集ロボ　人種差別で非難

マイクロソフト社が先日、ポータサイトMSNのニュースのアグリゲータ担当を解雇して置き換えた編集ロボットが、英国ポップグループ「リトル・ミックス」のハーフの2人の歌手の顔写真を間違えて掲載した。人種差別に対する抗議行動が大規模化する中、この件はグループメンバーの不満を呼び起こした。英紙「ザ・ガーディアン」が報じた。

ポータルサイトMSNのメインページに出された「リトル・ミックス」の一人、ジェイド・サールウォールさんのインタビューに、誤って、肌の色が違う、別のメンバーのリー・アン・ピノックさんの写真がつけられ、掲載された。

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Публикация от jade amelia thirlwall (@jadethirlwall) 26 Апр 2020 в 6:36 PDT

サールウォールさんがこのインタビューで、学生の頃に体験した人種差別について語っていたことが事態を悪化させた。アラブに起源をもつ彼女は、自分の肌の色を恥ずかしく思っていたことや、同級生たちからひどく嘲笑されたことを告白していた。

写真の間違いが判明した後、ジェイド・サールウォールさんは、こうしたミスを許したサイトの「無知」にうんざりすると語った。サールウォールさんは、同様の事態が自分やリー・アン・ピノックさんには常に起こっていると強調。

彼女はインスタグラムで、「4人組グループの2人の有色人種のメンバーを区別できないなんて私への侮辱です。改善してもらいたい」とコメントした。

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Публикация от Leigh-Anne Pinnock (@leighannepinnock) 8 Май 2020 в 7:36 PDT

マイクロソフト社の代表は、誤って掲載された写真は問題が発覚次第、直ちに差し替えられたと語った。

5月末にマイクロソフト社は、サイトMSNのアグリゲータ用のコンテンツ作成を行うニュース編集者数十人を解雇し、彼らの代わりに人工知能（AI）を配置していた。

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