オウムを死ぬほど驚かせてしまったオランダ企業に賠償金命令

© Sputnik / Sergei Malgavko / メディアバンクへ移行オウム(アーカイブ写真)
オウム(アーカイブ写真) - Sputnik 日本
サイン
オランダ南部のスヘインデル市で気球遊泳を行う会社が3羽のオウムを驚かせ、死に至らせた罪への賠償金として、司法から6万8000ユーロの支払いを命じられた。ダッチニュース紙が判決を引用して報じた。

ダッチニュース紙によれば、希少種のオウム3匹を死に追いやったことへの償いに会社は賠償金6万8000ユーロを支払う。死んだうちの2羽は希少種の青の大型オウム「Anodorhynchus」で4万ユーロ、残る1羽はキビタボウシインコで1250ユーロする。賠償金にはこれらのオウムが生きていたら繁殖し、もたらしたはずの収入1万4000ユーロも入れられた。


クルト - Sputnik 日本
22年前に絶滅したモウコノウマのクローン化に成功 米国
事件が起きたのは2017年3月。オウムのいた檻からわずか50メートルの地点を競争に参加していた気球が通過し、主要燃料に火をつけた。この音がオウムを文字通り死ぬほど驚かせてしまった。

これまでの裁判ではオウムの死因がストレスであったことが立証されたが、真犯人は確定されなかった。ところが高度と距離のデータからオウムの檻に一番接近したのがスヘインデル市の会社の気球であり、地上からわずか15メートルしか離れていなかったことが明るみになった。

気球を運転していた人物は気球が落下しないために燃料を燃やす必要があったと供述している。

関連ニュース

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала