20:47 2020年11月30日
社会
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研究者らは、地球のほぼすべての生態系を害しているマイクロプラスチックの粒子がまだ生まれて間もない赤ん坊の体内にも入りこんでいることを発見した。食品の健康について取り上げている雑誌「ネイチャー・フード」によれば、マイクロプラスチック粒子は、熱湯の使用や殺菌の際に、ポリプロピレン製の哺乳瓶の壁が変形される際、またミルクを作る過程で哺乳瓶を振る際に形成されるという。

マイクロプラスチックは、環境中に存在する5ミリ以下の大きさのプラスチック粒子で、水産物、野菜、ティーバッグのお茶、プラスティック製ボトルの水の中で見つかっている。このほど、アイルランドの研究チームが、ポリエチレンの次に一般的であるポリプロピレンで作られたボトルが、乳幼児の健康にどれほど危険であるかを調査した。

研究チームが世界48カ国のオンライン市場に出回っているボトルの68.8%を分析した結果、ポリプロピレン製のボトルでは、ミルクを作る過程で、ミルク1リットル当たりで換算すると、1,620万マイクロプラスチック粒子が形成されていると導き出した。しかも、これらの粒子の大きさは0.02ミリ以下であり、子どもの体内に簡単に入りこむ。

研究チームの計算によれば、1人の赤ちゃんが1日平均で摂取するマイクロプラスチック 粒子はおよそ150万にもなる。この指標は地域によって異なっており、摂取量ではヨーロッパ、北米、オセアニアの乳児は、アフリカ、アジアの乳児よりも多いとのこと。しかし、いずれにしてもその摂取量は、成人が年間に摂取するマイクロプラスチックの量(およそ10万粒子)よりも高いものとなっている。

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